自分と相手局が同じリフレクターに接続した状態で、無線機に設定するTOの設定ミスにより異なるルートで交信してしまい、リフレクターに自分もしくは相手局どちらか一方の音声が流れてしまうケースが報告されています。
QSOを開始する際には以下の運用方法を推奨します
- ゲート超えで相手局をコールする前にリフレクターとの接続を切断する
- 相手局との交信を開始したら互いに経路(TO設定)を確認し、コールされた側は相手局がコール指定で呼んできている場合にはリフレクターを切断する
例:~のレピータからコール指定です
~アクセスポイントからコール指定です
~リフレクタ(XRF380Bなど)からです - ブレイクタイムを長めに取る
ブレイクタイムを長めに取れば、他局からの指摘を受けられる可能性が高くなります
特に海外はネットワーク遅延が大きいため、少なくとも3秒以上のブレイクタイムを取る事を推奨します
NoraGatewayにおけるTO設定は電話番号のようなもので、誤った設定は他人に迷惑をかける可能性がありますので十分注意して運用をお願い致します。
PDFはコチラ:images/CrossRoute.pdf